メディカルヨガ×整形外科、看護師、整骨院~ LiLAYOGA体験記より

LiLOYOGA コースディレクターの乳井真介先生

ヨガの資格はスポーツクラブやヨガスタジオでインストラクターとして取得するものと思っていたが、医療の現場でも多く活かされている。

整形外科クリニックで肩こりや腰痛の慢性疾患を抱える患者さんに向けてカリキュラムを提供。ヨガやピラティスは医療とは別物と思ってい板が、腰痛に対する医療として成り立っていると実感しました。

看護師として在宅で療養する方の療養上の看護を行う傍らイベント型のヨガ・ピラティスを実施しています。

整骨院の一室で予防医学として患者さんや一般の方に対してヨガやピラティスのマンツーマンレッスンを行っています。

上記はLiLAYOGA(リラヨガ)というヨガスタジオ・スクールでメディカルヨガ、メディカルピラティスの資格を取得者した方の口コミです。

メディカルヨガコース、メディカルピラティスコースがあります。

セルフメディケーションに関する社会的機運が高まりを見せています。自分自身で健康を管理し、あるいは疾病を治療するセルフケア(自己治療、自己治療)すること。そういった予防医学の観点でヨガやピラティスを学ぶ人もいるようです。

メディカルヨガのコースは一般的なヨガに加え、基礎医学や心理学、ハーブまで幅広い知識を学べます。基礎医学の知識をヨガの動きの理解と直結させることで、より的確で正しい指導が行え羽陽になり、将来の働き方の選択肢も大きく広がるとのこと。

LiLAYOGA(リラヨガ) 目黒区にある学芸大学駅より徒歩3分

LiLAヨガのスタジオはここの1店舗だけ。そこに一つしかないスタジオも10数人ほどでいっぱいになり、さほど広くはない。シャワールームはなく、男性用更衣室もなく、スタジオの隅っこでカーテンレールで仕切られた二人ほど入る狭いスペースで着替えました。

エアロの杜でヨガスタジオ体験記はこれで4店舗目。LiLAYOGAが一番規模が小さいと思われる。ここのヨガの体験で記事に書くことを探すのに苦労しそう・・・。そんな風に思いながら逆にちょっとした特徴も聞き逃さないようにとしっかり受講しました。

しかし、このLiLOYOGA、ヨガインストラクターの間では有名なようです。すでにインストラクターの資格を持っている人も通うこともあるほど希望者が多いようです。その理由は、体験を通じて感じたのですが、乳井先生の哲学にあるのではないかと思いました。LiLAYOGAとメディカルヨガの融合によるものではないかと。

学芸大学駅から徒歩3分ほど。雑居ビル3階にあるLiLOYOGA受付。

本日の体験会の講師はLiLOYOGA経営母体の株式会社バードリンク代表取締役でもあり、コースディレクターでもある乳井真介先生。 (ヨーガの魔法:著書

乳井先生はLiLAYOGAを2008年に設立され、8年間で会員数が2000名を超える日本有数のヨガスクールと成長させた実績のあるお方のようです。

体験レッスン開始です。スタジオ前方には先生用ヨガマットと人体骨格模型とホワイトボード。生徒は10数人ほど。よくある風景。開始から乳井先生の経歴と哲学のはなしでほぼ1時間ぐらいでしょうか。ポーズをとるようなヨガはやっていません。ヨガに対する思い、哲学をお持ちでとても熱が伝わる話でした。

乳井先生のヨガのこだわりの一つに瞑想があります。

瞑想で不動の境地、心の状態が乱れないようにする。これが最終ゴール。LiLAYOGAが目指すところ。

もうひとつこだわりにポーズ~正確なアライメントを重視し怪我をすることなく効果的に行う。

ヨガで怪我をする方が増加傾向にあり社会問題化しつつあります。

日本のヨガ人口は650万人という、空前のヨガブーム。それに伴いヨガ教室での怪我は10年で4倍に。 国民生活センター では「肩のけん板を損傷した」「指導に基づいて運動中に圧迫骨折した」という相談が40件もあったという。

28年度。NHKニュースより

ヨガを指導する側はもちろん、受ける側もカラダのメカニズムをしっかり知ることは重要だと思います。筋肉のメカニズムを応用しカラダをやわらかくする体験が行われました。

体が硬いと怪我につながりやすいといわれていますが、本日の体験者の中に体の硬い男性がいました。イニシャル Oさん

みんなの前に出てきて、めいっぱい前屈してもらうと、指先が床から10センチ弱となかなかの固さ。

引き上げようとするOさんの足を乳井先生が押さえます。相反正神経支配という筋肉のメカニズムを利用して腸腰筋をほぐしてるとのこと。5回鼻呼吸をゆっくり繰り返します。数分後同じように前屈してもらいました。

今度は指が床に、う~ん、なんとか着くようになりました。たった数分でここまでやわらかくなるんですね。

ヨガは精神的なアプローチからの副産物として健康な体になると言われていますが、カラダのメカニズムを知るとさらに効果アップ、そして、ヨガが楽しくなりそうです。

続いてこちらの女性。Kさん。腰痛もち

週一回7,000円で腰痛の治療を受けているとのこと。こちらも乳井先生のヨガで痛みが取れるかチャレンジしました。

片足を上げようとするKさんの足を軽く上から押さえ、これも相反正神経支配という筋肉のメカニズムを利用 し大臀筋ではなく梨状筋のマッサージを行うと良くなるという。

これも5回鼻呼吸をゆっくり繰り返しました。

どうでしょう。痛みが消えた、いや、う~ん消えたかな?といった感じでした。が、7000円の治療を受け続けるよりは期待できそう。

春はヨガをする人が増える季節のようです。そのためヨガ体験の広告もこの時期増えていますね。LiLAYOGAも選択肢の一つに入れて良いかもしれません。

以上、LiLAYOGA体験記でした。

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