東京・大阪を中心に20店舗展開するヨガプラス(新ブランド名:zen place)。今回私はヨガプラス三軒茶屋店で延べ2時間ほどの体験会に参加してきました。
- ヨガプラスとヨガワークス
- コアコントロールヨガ
- 見よう見まねで行うヨガの難しさ
- 間違ったヨガをしないように。少人数レッスン、プライベートレッスンの必要性。
- インストラクターは社員だからプライベートレッスン時間も合わせやすい。
- 男性会員は約3割。精神面の悩みから始める人もいる。
- プラスヨガポイントまとめ
レッスンが始まる前にヨガの歴史、ヨガプラスの特徴をとてもわかりやすく説明してくれました。ヨガプラスは”ヨガの伝統に則って作り上られているヨガワークス”というアメリカでもっとも人気があり、30年以上の歴史のあるヨガのスタイルを取り入れているとのことでした。
目次
コアコントロールヨガ
いよいよヨガ開始。今回指導していただいたのはヨガインストラクターのKen先生。ヨガプラスの社員さん。ヨガプラスのレッスンにはアシュタンガヨガやアイアンガーヨガなど伝統的なヨガもありますが、今回はKen先生が考案されたという『コアコントロールヨガ』でした。
腕や足を動かすとき初めに動くのは足の筋肉や腕の筋肉ではなく・・・腹横筋。体のコアをコントロールする一つである腹横筋を鍛える方法をレッスンで教わりました。
女性の悩みによくある”ポッコリおなか”は内臓が飛び出ていることが原因であり腹横筋を鍛えて引っ込ませることができるという。コアコントロールヨガは
コアに意識を集中させ るヨガですが、効果は筋肉だけではありません。
見よう見まねで行うヨガの難しさ
マットの上に仰向けになり、ひざを立てて頭を手で支えながらひざに顔を近づける。よくある腹筋をきたえる動作。
センスの良い方はこれでしっかりインナーマッスルを鍛える動作ができるかもしれません。しかし、大抵の方はアウターマッスルや違うところに力が入ってします。
素人がインナーマッスルにアプローチする難しさ。コアコントロールヨガは精神面のアプローチもありインナーマッスルを鍛えるクラス。姿勢、動作が間違っていると効果がえられません。Ken先生から指導が入ります。骨盤を浮かせない。腹筋を縮めるように・・・など比喩を用いて丁寧に説明してくださいます。
そう、ヨガの難しいところは言葉で説明する難しさ、見よう見まねではできない難しさ。周りをチラ見してもそれぞれ違う姿勢に見えます。自分もしかり。
間違ったヨガをしないように。少人数レッスン、プライベートレッスンの必要性。
今回グループレッスンに参加していたの小さいスタジオでしたが約10人。詰めれば15人は入ると思われます。時間は60分。Ken先生、スタジオ内を回り一人ひとり指導してくれますが、丁寧に指導する時間はありません。
これはどこのヨガスタジオのグループレッスンでもそうでしょう。大手スポーツクラブとなるとスタジオに30人も入ることがあるので指導は行き届きません。
つまり間違った鍛え方、間違った姿勢でヨガ行い効果の得られないことに。それだけならいいが、ヨガブームの今、ヨガ で「肩のけん板を損傷した」「圧迫骨折した」とけがをする人も増えてるようです。
グループレッスンでヨガを体験したらプライベートレッスンも受けたいところです。個別指導で正しい姿勢を指導してもらいしっかりヨガの効果を得たいですね。
インストラクターは社員だからプライベートレッスン時間も合わせやすい。
zen placeの社員インストラクターは全米で最も信頼されているヨガワークスが行うヨガ指導者養成講座「ヨガワークスティーチャートレーニング200時間(RYT200)」の資格を有するとともに、2013年より同講座のプロフェッショナルコースである「500時間(RYT500)」の取得も義務付けています。
zen place
日本のヨガ人口は650万人という、空前のヨガブーム。それに伴いヨガ教室での怪我は10年で4倍に。 国民生活センター では「肩のけん板を損傷した」「指導に基づいて運動中に圧迫骨折した」という相談が40件(28年度。NHKニュースより)もあったという。
原因は
専門家が指摘するヨーガの悪影響は、初心者の競争心とインストラクターに資格がないことが理由として挙げられる。
ウィキペディアより抜粋
日本のヨガは欧米などに比べると10年遅れているといわれています。急速にヨガが普及し、インストラクターのレベルもさまざまです。資格は独自に認定されているものが多く、骨格や筋肉など、体の仕組みについての専門知識が十分ではないインストラクターもいることが原因と指摘している専門家もいるようです。
また、グループレッスンで指導が行き渡らないため、レッスンを受けるほうも自分の身体能力を過大評価し間違った努力をし怪我もしてしまうこともあるようです。
初心者ほど、しっかりしたインストラクターについてもらうこと、プライベートレッスンが必要かもしれません。その点、プラスヨガは社員研修制度が充実しており、インストラクターも一定のレベルは確保していると期待できます。
また、インストラクターが社員であることのメリットは、プライベートレッスンを受けられるお客様のご都合に合わせることができる・・・というところだそうです。
プライベートレッスンが敷居が高いと思われる方は少人数制グループレッスンもありようです。娘さんからヨガプラスを進められ家族でグループレッスンを受けているというお客さまいらっしゃるといいます。
男性会員は約3割。精神面の悩みから始める人もいる。
男性会員は全体の3割ほどだそうです。世間には女性専用ヨガスタジオがある中で、男性3割というのは意外と高い割合だなと思いました。
今回体験参加者は10人かな。その中で男性は私ただ1人でした。しかしKen先生は男性です(性別を聞いたわけではないので見た目男性といったほうが正しいかな)
男性は精神面の悩みからヨガを始められる方もいらっしゃるとのこと。仕事のストレスでしょうかね。男性は男性のインストラクターがいいのかも。
プラスヨガポイントまとめ
ヨガのインストラクターはたくさんいます。ヨガ初心者にはどのインストラクターが良いか、自分に適したヨガは何か判別つきません。
しかし、ヨガプラスのインストラクターは社員も採用しており研修制度も充実しているようです。また、少人数グループレッスン、プライベートレッスンもあり基本が学べます。ここがほかのヨガスタジオにないヨガプラス長所ではないでしょうか。